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ピコピコ電脳記

統合失調症とかゲームアニメの話を少々

ふたりの自分

物心ついた時から、私はふたりあった。自分の中に自分がふたりいて、ふたりでひとつ、のような感じがあった。とても不思議な感覚だ。ふたりを同時に操っているようで、片方にしか本体はないような感じもして。ふたりの足並みが揃っている時は、なんだってできる。何をやってもうまくいく。ふたりにはそれぞれ苦手なことと得意なことがあるから、補い合って何でもできる。そんなふたりがバラバラになることがある。それは、ふたりのやりたいことが違っていたり、片方が疲れてしまったり、そんな時だ。そうなると、半分の力しか出ない。できることができなくなる。だから、バラバラになったことに気づいたら、またふたりで歩み出せるように努力する。まずは原因を探ることから。

ここ最近、ふたりがバラバラになっている。もうひとりに置いていかれているような気分になっているのだ。彼女は、進み出している。より良い未来に向けて、一歩ずつ前進している。私はどうだろう。進むことに疲れてしまった。それでも、時間は有限だ。時は進んでいく。彼女が正しいのだ。私もゆっくりでいいから歩き出せばいい。そこまでわかっているのに、どうして歩み出せないのだろう。それはたぶん、やりたいことが違うからだ。私はかつて、大学で心理学を専攻していた。それは私の意思だ。彼女もそれを尊重してくれた。でも私は、統合失調症ゆえに大学を辞めてしまった。自信をなくした。私には心理学が向いていなんじゃないか。そんな私を見て、彼女はこう言った。それなら、別のことをしよう。もうひとつ、好きだったものがあるじゃない。それはコンピュータだ。人工知能だ。情報工学だ。私はそれに賛成した。その道ならうまくいく気がした。それが一年前。今日になってふと、心理学に戻りたくなった。私が本当に進むべき道は、そこにある気がした。人のことを考えていると、人に優しくなれる。困っている人がいるなら助けてあげたい。ひとりではどうにもならない人たちを助けてあげたい。自分がそうだから。心理学の力で、色々な人を支えたい。それが私の本望な気がした。

でも、時計の針はもう戻れない。進むしかないのだ。試験まであと十日。もう一年浪人するのはつらいし、何より情報工学はやりたくないことではない。情報工学がやれるかは入ってみないとわからないが。それでも、いまの私が本当にやりたいことは別にある。それは昔から何ひとつ変わってはいなかった。そのことに、今になって気づいた。もっと人のことが知りたい。しかし、心理学をやって人のことがわかったり、人との接し方がわかったりするわけではないかもしれない。自分の理想と違ったら、その時進むことができるんだろうか。彼女は、そのまま進むつもりだ。私も今は彼女の後ろからついていっている。私にはもうわからない。進むしかないんだろうか。賽は投げられた。なるようにしかならない。これでいいのだ。たぶん。

それから話は変わるけど、ネットの知り合いに自分のメールアドレスとパスワードなんて教えちゃいけないよ。どんなに信用しててもあとで後悔するから。そんなバカがここにいます。そのあとで全部パスワード変えたけど。あたしってほんとバカ。ちょっと考えたらわかることなのにね。そんな感じで最近は頭も回っておりません。詐欺に引っかかりそうだよ。嫌だなあ。もうなんか色々つらい。人と関わりたくない。