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ピコピコ電脳記

統合失調症とかゲームアニメの話を少々

漠然としたもの

不安というのはつかみどころがなくて、それでいて人間を支配する。ある種の恐怖だ。恐怖は人を動かす。人は安心を求めて様々な行動に出る。時にそれが残酷だとしても。心とは脳だ。しかし心というものは絶えず変化する。周りの環境に対応して形を変えていく。一つにとどまることはない。心が脳ならば、我々の脳はなぜ漠然とした問いに囚われてしまうのだろうか。理性を獲得しながら、その理性によって苦しめられる。本能を捨てきれないからだ。では本能を持たない個体が生きているか。答えはノーだ。人間は、脳を発達させ、その英知を武器に自然と戦ってきた生き物だ。生きるために手に入れた知恵に苦しめられるのは、結局本能を脅かすことになるのではないのか。集団生活に馴染めない社会不適合者。集団生活の中で生じる自己犠牲と、自我の存在。両立させている人間が果たしてどれだけいるのか。